公式キャラクター「ハルオ」
寒くなってきたけど、アツイイベントに出展したよー
こんにちは!
今回は11月16日~17日に福井駅前で初開催されたイベント「ぐるぐるふくい」に運営メンバーとして参加したレポートをお届けします。
環境配慮活動や循環型(サーキュラリティー)なライフスタイルに興味がある方に、ぜひ知っていただきたいイベントです!
ぐるぐるふくいとは?
ぐるぐるふくい は、環境負荷が高いと言われるファッション産業において、繊維王国・福井から循環型ライフスタイルの取り組みを発信するイベントです。
残反を使ったものづくりや最新の染色技術、そしてトークセッションなど充実したコンテンツで学んで楽しめるものとなりました。
実行に際し、繊維王国福井から、福井県、福井大学、福井県内の企業が実行委員会を立ち上げました。
弊社も県内企業の1つとして実行委員会に参画しています。
フォトスポットも制作(布や装飾には残反などを使用)
会場となった新栄商店街(福井駅徒歩3分)
10mの横断幕は当社の昇華転写プリントで制作(生地は残反を使用)
さて、気になるコンテンツは、、、
多彩なコンテンツ
・アーバンリサーチやLeeが提供した、各ブランドで余った服などを福井のTKガーメントサプライ(株)がリメイク!(展示・販売)
・福井大学フクミラプロジェクトの最先端染色技術『超臨界染色』の紹介
・福井のテキスタイル工場や縫製工場で出た残反やC反(不良個所があって使われなかった生地)を使ったり、海洋プラスチックを使った『ぐるぐるワークショップ』
・余剰部位の豚肉を使ったフクイシウマイ
・脚折れのあるカニと廃棄処分の野菜を使ったカニ汁
どれもぐるぐる(循環型)なコンテンツで、聞いているだけでワクワクしますね。子供から大人まで学んで体験できるコンテンツを準備しました。
またトークセッションも4回開催しました。
リメイクアイテム(数十着が売れたそうです!) 良い匂いで行列のできたカニ汁
当社ブースについて
当社ブースでは2つの体験型プログラムを用意しました。どちらも「持ち込んだアイテムをアップデートして、さらに長く愛用してもらう」をテーマにした企画です。
1. PERFECTUM®セルフリペア体験
ハルトツツムでも発表したPERFECTUMを使ったセルフリペア体験ブースでは、リペアしたい製品を持ち込んでもらい、その場で簡単にリペアを行いました。
例えば、キャンプでできた穴や20年以上愛用された衣類も、このセルフリペア技術で見事に再生!
「思い出の品をまだまだ使い続けられる」と大好評でした。
製品を持ち込むというハードルがどうかな、、と不安もありましたが、運営メンバーやメディアの事前告知により本当にたくさんの方に来ていただきました。
「どこで売っているの?」という声をいくつかいただき、わたしたちが目指すリペア文化が少しずつ浸透しているなー、と感動していました。
次は販売場所を作らねばっ!!
PERFECTUMを準備
恐竜パッチとリフレクターパッチでセルフリペア
トレッキングで擦れた部分をリペア
穴の部分を簡単リペア
2.余剰生地を使った熱圧着パッチでリメイク体験
もう1つは生産過程で余った生地を活用した熱圧着パッチで、ウェアやギアを個性的にリメイク、カスタマイズするブースです。
子どもたちや学生たちは大喜びで、「もっとたくさんパッチを付けてほしい!」という声が続出しました。穴の補修にも使えるため、実用性も抜群です。
このイベントのために企画したワークショップでしたが、大きな手応えを感じました。
パッチを選ぶ学生たち
穴あきを圧着パッチでリペア&リフレクターで安全性も
その他にもたくさん圧着してくれました
染みのついた部分も圧着パッチでリペア&リメイク
今後の活動
今回、実行委員会のメンバーとして参加しました。
開催までのプロセスを通して「1人や1社の力だけでは難しいことでも、地域の皆さんや企業の協力があれば実現できる」ということを改めて実感しました。
またイベント前後には新聞や地元メディアにも取り上げられ、多くの方に注目していただけたのも大きな成果です。
「ぐるぐるふくい」はこれからも継続していきます。
単発で終わらせるのではなく、福井から全国へと広がる循環型社会を目指していきたいと思います。
関連リンク
11/19の繊研新聞にも掲載されました。