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会社のなかで活躍するための余白づくり 〜女性の働き方検討グループ パウダールームづくり奮闘記③〜

キャラクター
ハルトツツム
公式キャラクター「ハルオ」

やっと完成したけど…ここからが本番、ってやつだね。

第3話:レディースルームはできた。働き方についての話し合いはとめてはいけない

第1話はこちらから↓
会社のなかで活躍するための余白づくり 〜女性の働き方検討グループ パウダールームづくり奮闘記①〜
1話では、「くつろげる場所がほしい」という女性社員の声を起点に、エル・ローズさんの見学を通して、「これは設備を新しくするといったことではなく、仕事でパフォーマンスをだすための環境の話だ」という認識に変わっていく過程をお伝えしました。 

第2話はこちらから↓
会社のなかで活躍するための余白づくり 〜女性の働き方検討グループ パウダールームづくり奮闘記②〜
2話では、その気づきをどう形にしていったのか。なぜすぐに設計に入らなかったのか。LINEアンケートや社内での議論、建築家・高野さんとの対話を重ねるなかで、「余白」というコンセプトにたどり着くまでの試行錯誤を追いました。 

そして第3話では、いよいよその「余白」が、実際の空間として立ち上がっていくフェーズに入ります。そして、この取り組みを通して見えてきた「公平」や「働きやすさ」の捉え方についても、あらためて言葉にしていきます。 

___________________________

 

古市 完成しましたね。あらためて唱えさせてもらいます。 
「女性が仕事でベストの判断と集中力をチャージするパウダールーム:ヨハク」!

小川 ちょっと、やめてください、古市さん(笑)。でもおっしゃるとおりです。

古市 率直に、どうですか空間を見て。どう感じますか。

小川 すごく雰囲気の優しい空間で素敵!みんな気に入ってくれると思う!でも正直に言うと、「できた!」という気持ちと同時に

古市 同時に? なんですか

小川 「ここからだな」っていう感覚です。

完成した『パウダールーム:ヨハク』で応える小川さん。パウダースペース、ソファ、畳スペースを配置。女性社員が『ちょっと自分にもどれる』時間と場所を意図して設計されています

古市 “ここから”というのは?

小川 完成したことで、女性社員のみなさんがもとめていた理想の状態になれる「器(うつわ)」ができたってこと。ここからは、その器が「その理想の状態」を生むように、運営も考えないといけないなって。

【パウダースペース】仕事前や休憩、仕事終わりにも。身だしなみと気持ちを、ここで切り替えます。

【ソファ・足マッサージ】気づけば「少し休もうか」と腰を下ろしたり。
無理に休憩を促さない、自然な間が生まれることを想定しています。

【ロッカールームと連結】これまで個室だった更衣室は、壁を開いて空間として連結しました。
着替えのためだけでなく、休憩や仕事前・仕事終わりに使うこともできます。

古市 パウダースペース、ひとりになれる、横になれる、体調への配慮。いいですね!そりゃ、工場の建物に一角につくったスペース、色々な制約があります。しかし、すまいるプラスプロジェクトの思想がにじんでます!

小川 そう言ってもらって、とてもうれしい!

古市 お話を聞いていて、この取り組みって「女性のための空間をつくったぞ」という話にとどまらないな、と感じています。

小川 そうですね。男性の社員の方から「それって平等じゃないよ」という声が出たこともありました。

古市 おっとー!どうしたんですか?

小川 私、その意見はもっともだと思ったんですよ。「同じ職場なのに、なぜ女性だけだよ」そう感じる人がいても、おかしくない。

古市 どしっと受けとめましたね。

小川 ここで私が説明したのは、「全員に同じパフォーマンスを求めるなら、必要な環境が異なることもある」という視点です。例えば、生理による体調変化は女性特有のものです。それを「個人の問題」として放置すれば、その期間のパフォーマンスは下がります。一方、横になれる場所があれば、回復して業務に戻れる。どちらが会社や個人にとって合理的か。答えは明確でした。これは特別扱いではなく、組織全体のパフォーマンス向上になると思うのです。

「平等」と「公平」は、似ているようで、少し違う。同じ箱に立たせることが平等だとしたら、同じ景色が見えるように調整することは、公平なのかもしれません。成果を目的にしたとき、環境を変えるという選択肢もある——。
小川さんがこの取り組みの中で立ち止まった問いです。(※このイラストは本記事掲載用として新たに制作しました 古市)

古市 ヨハクという空間がそんな議論のキッカケにもなったんですか!?

小川 ははは、まだ「議論」というほどではないですね。でも、そういう話をしてもいい、とは思っています。

『パウダールーム:ヨハク』は、物理的な空間以上のものを生みました。働き方についての対話を止めないこと。そのための『余白』を、物理的にも、精神的にも、持ち続けることを、この取り組みは示しています

古市 女性社員が、自分の状態に目を向けていい。それを周囲と話して共有していいと。

小川 そうです。そんな空気こそ、会社の中につくっていきたいと感じています。
……
ヨハクができた、今(笑)。
場ができたことで、そういう話をしてもいい、という感覚も一緒に生まれてきた気がします。

◆ ◆ ◆

「パウダールーム:ヨハク」は、物理的な空間以上のものを生みました。
「働きやすさは、パフォーマンスに直結する」
「必要な環境は、一人ひとり違っていい」
「それを言語化し、実現することは、組織の成長につながる」

こうした対話ができる文化。それこそが、この取り組みの最大の成果だと感じています。

そして、これは終わりではなく始まりです。
使ってみて見えてくる改善点もあるでしょう。
大切なのは、働き方についての対話を止めないこと。
そのための「余白」を、物理的にも、精神的にも、持ち続けることだと思っています。

【完】

ヨハクが生んだのは、部屋だけじゃない。話すきっかけも、守る余白も、一緒に生まれたんだね。

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