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世界最大規模の展示会に行ったよ!
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こんにちは、営業部の山本です。
2023年もあと少し、今年も皆様には大変お世話になりました!
さて、12月以降アパレル業界(特にスポーツ)は25年春夏の企画時期かと思います。今回の記事は、アパレル業界の方に向けた記事です。
3分程度で読めますので、ぜひ読んでいただきインプットの1つとしていただければ幸いです。今年も、世界最大規模の国際スポーツ用品専門見本市『ISPO Munich 2023』が11月28日~30日にドイツ/ミュンヘンで開催されました。
弊社は出展してませんが4年振りに訪問し、業界のリサーチを行いました。ISPO Munichとは?
1970年から開催されている世界最大規模のスポーツ用品専門展示会です。
今年は2,300以上の出展者(ブランド、素材含む)が製品を展示していました。
この展示会では、スポーツの未来を垣間見ることができます。
展示エリアは、A、B、Cゾーンの3つ、さすがにコロナ規制直前の2020年1月よりも規模は小さくなりましたが、それぞれが革新的なフットウェア、アパレル、アクセサリー、ハードウェアなどを展示していました。
今回はスタートアップ企業の展示も多く、様々なイベントやキュレーションエリア、ネットワーキングの機会も用意されていました。
【参考数字】
2022年実績
来場者数 : 40,000人
出展社数 : 1700社
引用元:ミュンヘンで国際スポーツ用品専門見本市「ISPO」が開催(ドイツ) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ (jetro.go.jp) -
トレンド
展示会で目立ったトレンドはやはりサステナブルでした。
どのブランド、素材ももはやサステナブルは『当たり前』の状態です。今年はそれに加えてストーリー(背景)を意識したブランドや素材が多くありました。
つまり、その素材がどこから生まれているのか、、それを伝えることが共感を生む時代なのでしょう。
また、サーキュラーという言葉も多くみかけました。
サーキュラリティーとは、製品の寿命を延ばし、そのあとは材料の再利用、リサイクル、再生を最大限に活用することですね。今後サステナブルはサーキュラリティーがキーワードになりそうな予感がします。
わたしたちマーキング業界では、立体マーキング、リフレクターが目立っていたと思います。
もちろんサステナブルを意識したマーキングもありました(生分解マーキングなど)。
どのマーキングメーカーもサステナブルや付加価値を加えたものを開発していました。
今後の開発に向けてとても参考になりました。 -
テクノロジー
ISPO Brandnewゾーン(B1)では、様々なスタートアップ企業の展示もありました。
セキュリティー、発光マーキング、アパレルリペア団体など、個人的にはこのゾーンが一番興奮しました。
今後要注目ですね。 -
感想
前回ISPOに来たのは2020年1月、その時と比較すると会場は小さくなり、スペースも増えたように見えました。
また日本ブランドの出展も少なくなっていました。
これは開催時期が1月末から11月末に変わったことも影響しているのかもしれませんね。
ただ、個人的にはやはり1年に1度の世界最大規模のこの展示会を見ることで、視点がぐっと広がります。
わたしの役割としては、それを社内に伝えて自社全体の意識を上げることだと思っています。
帰社して3日後には社内報告会を行い、今後の営業戦略、開発アイデアなどをディスカッションしました。
この機会を与えていただいたことに感謝するとともに、来年以降今回の訪問がきっかけとなったプロダクトがリリースされるかも!追伸:ミュンヘンが約20年振りという11月の大雪となり、帰国のフライトが3日延期しました(泣)
空港で2泊するという貴重な体験をしながらも無事に帰国できました。会場入り口にあるモニュメント。たくさんの人が写真を撮影してました。
来場者のメッセージボード。日に日に書く場所がなくなってました
これはトレンドマテリアルを紹介するゾーンです
フリードリンクゾーンも。無料で自分のボトルに水を入れることができます
B1ゾーン前の大型看板。YKKなど日本企業も目立ちます!さすがです。
サーキュラーを意識した展示です。これはキノコ由来のマテリアルです。
こちらは日本の企業に展示されていた紙由来の糸
これは発光するマーキングを開発した企業です。肩が光ってますね。
未来のゲーム??バーチャルで対決するゲームもいくつかありました。没入感マックスです!